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日本の職人が作るバック・財布の革製品ブランド

2022/11/10 10:04

■素材について

マテリアル(革・テキスタイル)へのこだわり


植物の樹皮や葉から抽出したタンニンで鞣した革は、紫外線に反応して日焼けをすることで、深みのある濃い色に変化していきます。
使い込んでよい色に焼けたバッグには、新品のバッグにはない風格が感じられます。
タンニンで鞣した革は、仕上げにつけた色が紫外線で抜けていっても下地(仕上げ以前の革)に色がついていくので、上記の写真のように艶と色合いが増して味が深まっていきます。また、使い込んでいくと使いやすい柔らかさになりますが、革の繊維が濃密なのである一定以上は柔らかくならず、型崩れがしにくいのも特徴の一つです。

 


■革の種類



タンニン鞣し


いわずと知れた、ヌメ革です。植物タンニンでなめされ、色の深みやツヤ感が上がりすばらしい経年変化をたどります。artigianoでは、ピットヌメのこだわらず商品にあったヌメ革を、ピットなめし・ドラムなめしから選択して使用しています。



コンビ鞣し

タンニン剤とクロム剤を、混合したなめし剤でなめされておりヌメの質感を持たせクロムの物性の強さを両立させた革です。どちらの、特性を生かすかで配合が変わります。 



クロム鞣し

artigianoではオリジナルではありませんが、クロム鞣しのホースレザーを好んで使用しています。元々は靴の内張等に使用されてきましたが近年風合いを生かした使い方がなされています。手触りの良い柔らかい質感はきっと満足して頂けると思います。
また、牛革に比べ軽いと言う面も持ち合わせています。artigianoでは風合いを残すため、素上げ(色止めしない)仕上げを心がけています。
水など付いた場合には色落ちやシミなどになりやすくデリケートな面も持っていますが、定期的に防水スプレーなどをかけて頂くと汚れやシミなどになりにくいのでお薦めです。